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『天才王子の赤字国家再生術4〜そうだ、売国しよう〜』

『天才王子の赤字国家再生術4〜そうだ、売国しよう〜』

のレビュー記事になります。

 

ネタバレ要素がありますのでお嫌いな方は回れ右です。

天才王子の赤字国家再生術4 ?そうだ、売国しよう? (GA文庫)

 

あらすじ

今回は東側、主に帝国とナトラに焦点があたります。

 

皇帝不在の帝国で次の皇帝を決めるべく
都市ミールタースにて皇子同士が会議を開くという。
そこにナトラも招待されたが戦後処理に追われるウェインは参加出来ず、
妹のフラーニャが参加することになる。

 

遅れて皇子会議に駆けつけるウェイン。
そのウェインとの会談中第一皇子ディメトリオが暗殺されかかる。

 

その責任をミールタースに押し付け、
軍で包囲する第二皇子のバルドロッシュと第三皇子のマンフレッド。
更に西からレベティア教の軍がミールタースの民を保護するという名目で挙兵してくる。
更に更にウェインが過労から倒れてしまう。

 

ミールタースの運命やいかに。


感想

今回も怒涛の状況変化とそれを解決するウェインの奇策が光りました。
しかし以前と比べてウェインの出番は少なかったのですが、
代わりに妹のフラーニャが大活躍してくれました。

 

特に複数の軍隊に囲まれて戦々恐々とするミールタースの民に対し
演説を行い落ち着きを取り戻させるフラーニャには感動しました。
最近涙もろくなったせいか、
成長したフラーニャとフラーニャを信じるミールタースの民に少し涙が出ました。

 

後世の歴史家においてウェインと並び立つ怪物としてフラーニャが挙げられる
との記述もあったので、今後フラーニャの活躍が見込めそうで楽しみにしています。