『天才王子の赤字国家再生術2〜そうだ、売国しよう〜』レビュー
『天才王子の赤字国家再生術2〜そうだ、売国しよう〜』
のレビュー記事になります。
ネタバレ要素がありますのでお嫌いな方は回れ右です。
あらすじ
ウェインに縁談が持ち上がるも
その相手が帝国の第二皇女ロウェルミナでした。
しかもこのロウェルミナ実はウェインが留学していた際の学友ロワだという。
ウェインとロワ二人の策略が絡み合いながら話は展開していきます。
感想
今回はロワという策略家も出てきて、
ロワとウェイン双方頭が切れるため
話がどう展開していくか予測がつかない面白さがあります。
ウェインを自分の思惑に引き込もうとするロワですが、
実は学生時代からウェインに懸想しており、
当時交わした何気ない約束をウェインが覚えていて、
ロワに利益が出るよう手を貸すウェインに感動しました。
相変わらず絶望的な状況をひっくり返すウェインの知略に脱帽です。
ウェインに縁談が持ち上がったことで
寂しがるフラーニャ(ウェインの妹)と
それを慰めるウェインのシーンは癒されました。
更にロワとニニムが入浴したことに対し
フラーニャが嫉妬するシーンもあり、
フラーニャファンは必読です。
天才王子の赤字国家再生術2 ?そうだ、売国しよう? (GA文庫)
- 作者: 鳥羽徹
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2018/09/14
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る