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『魔弾の王と凍漣の雪姫(ミーチェリア) 3』レビュー

『魔弾の王と凍漣の雪姫(ミーチェリア) 3』

のレビュー記事になります。

 

ネタバレ要素がありますのでお嫌いな方は回れ右です。

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あらすじ

アスヴァールでは3人の王子・王女が継承争いを行なっていました。

 

1.

エリオット王子を擁立するティグル(主人公弓使い)、

ミラ(ヒロイン氷の槍使い)、ソフィー(光の錫杖使い)、とジスタート軍。

 

2.

ギネヴィア王女を擁立するロラン(黒騎士デュランダル使い)とブリューヌ軍。

 

3.

特に後ろ盾となる国はなさそうだったジャーメイン王子。

レスターという残虐非道の部下がいる。

 

上記3つの陣営がそれぞれの思惑で動いています。

 

ティグル一行はジスタートを出発しアスヴァールへ到着、

拠点を確保するべく砦を攻めレスターと交戦する。

ミラの竜具(槍)が通じない上にどうやら魔族の模様。

更にレスターは海竜をも従えている。

 

そこでギネヴィア陣営と協力して海竜とレスターを撃退。

 

ひと段落と思いきやエリオットが殺害され、

ティグル一行はギネヴィアに協力することになり、

次巻へ続く。

 

感想

毎度おなじみティグルとミラのイチャイチャシーンは健在。

 

ティグルは今回も観察眼と弓の腕が冴えます。

さらに砦攻めの指揮も任されそちらでも活躍していました。

 

ギネヴィアが登場しティグルとの繋がりも明らかになって

ギネヴィアとミラの恋の鞘当て勃発かと思ったけど

現時点ではギネヴィアにその気はなさそう。

それでも戦姫たちとのライバル的立ち位置のようなので今後の活躍に期待。

 

ロラン対魔族の戦闘が実現し、

ある程度ロランの実力が見れた巻でもあります。

 

ミラは今巻目立った活躍が少なかった気がします。

ミラとギネヴィアが紅茶に対する意見で対立したのはクスリとしましたが。

 

ラストではソフィーの外交手腕を活かした活躍が見れました。

こういう予想だにしない展開というのはいつも楽しいものです。